たかはしたまご養鶏日記
BackNumber06
No.55〜 2003年1月〜

たかはしたまご養鶏日記 No.084 2005年12月15日


写真;年末の出荷、たかたまではこれが1日の限界です
毎日こんなには出来ません。今日は店頭売りを控えて発送に廻しました。
これからは、寒さが厳しくなり、さらに減るかと・・・・
 12月14日PM3:30 たかたま店頭にて。


  恒例の?? ケンカ 

年末、毎年のことながらイライラする時節。
常連のお客さまでも、通常以上の数量をお持帰りになります。
その上、年末だけのお客さまが加わります。
そして今年は更に、TV放映に伴う新規のお客さま。
もちろん通常の問屋さんも増量要求。 (←★こちら最優先)
(実際、1/2以上は問屋さん向け、直接のお客さま向けは1/2以下)
そしてまた、このところの急激な寒さのため産卵も急減。

こうしたワケで、今年の年末は通常の数倍の需要があり 危機 が早まっています。 ところが、たまごの数量は当然のことながら、年末だけ増量することは出来ません。  いつもといっしょ。
というわけで、

  “こんなに鶏がいるのに無いワケないだろーッ (`m´#)”

 “無いったらないんダーッ   W(`0`)W・・・・  ”

とゆー会話がたかたま店頭で毎日のよーに繰り返されることになります。
当人はそんなつもりは全く無いんですが、《たかたまはイバッて売ってる》みたいに思われているよーでして(*)、この時期はその傾向がますます増長されます。  いえいえ、多くの常連さまはこの辺のところを十分にご理解いただいているよーですが、たま〜に、あるいは初めて来られるお客さまはそうはいきません。

限られた数量の中、どー配分するのか、、悩むところです。 宅急便配送については、単に先着順というわけにもいかない場合もあります。 ココダケノハナシ、不遜ながら、販売に優先順位を付けさせていただくことになります。

  (とはいうものの、現時点では          )
   (年内発送の受注は全て終了させていただきました。)

当然のことながら、古いお客さまを大事にしなければなりません。また新たな顧客開拓のためには初めてのお客さまを重視したいトコロです。 その狭間、身も細る思いで、やや太り目の今日このごろ。

と思っていたら、ヤッテしまいました。 ケンカ!

    ナニヨ、その言いぐさはッ!
    そーゆーのを大名商売ってゆーのヨッ \(`o'")

    ハイ、大名商売をしていまス。    ( ̄へ ̄) 
     (ウリコトバニカイコトバ。)

お客さまにワルイと思いつつも、朝から同じことを繰り返していると、あまりスナオでないお客さまにはついつい、ムカ〜〜  (▼▼メ) (▼▼メ)

     はい、修行が足りませぬ。 反省!

          m(。−_−。)m

     (*)まぁ、あまり 低姿勢 ではないのはジジツですが‥‥。                 

           (=^^=)  (=^^=)

たかはしたまご養鶏日記 No.083 2005年11月11日


写真;包帯姿;痛々しい姿のさち
    たかたま農場内にて
   11月10日 PM2:30


 さちの異変・ノヤ動物病院

  http://www.takatama.com/Nikki05.html#054

このところ さち の様子がおかしい。
、、と思っていたらようやく症状が判明。 おしっこが出ない様子。   
うずくまって、助けてよー と訴えるように苦しそうな表情。
一大事。 3日出なかったら尿毒症で死ぬそうだ。

急きょ獣医に診ていただく。 やはり膀胱・尿道結石だそうだ。
取りあえず、カテーテルで処置しなんとか溜まっていた尿は出した。
しかし、検査の結果、膀胱内には結石が無数にあり、次々と出てくるのでまたいつ尿管がつまるかわからないという。

やはりすぐ翌日、また同様な症状を発症。
休院日だったが快く受け付けてくれて、すぐに手術ということに。

そして6日間入院し無事退院。
その後数日間はやはり痛かったかのか、元気がなかった。
そして術後12日目、昨日抜糸。 ようやく元気を取り戻してきたようだ。


それにしても、さち、手術 という“苦労”をしたせいか、いままでよりもさらに表情が豊かになった。 特に、喜び、感謝の表情に於いて。


膀胱・尿道結石、思えば、今までにも散歩時にその兆候があった。
もっと早く気づいてやるべきだった。


お世話になった ノヤ動物病院さん。
これで、さちは二度いのちを助けられた。

最初は、生後間もなく車にはねられ肺を損傷。
しかしこの時も、院長の適切な処置でなんの後遺症もなく回復。
そのとき遭遇したこと;
当該病院にいたとき、夜診療時間終了間近。かかってきた電話が聞くともなく聞こえてくる。 警察からで、車にはねられて重傷の野良犬がいる様子。 
ここへ連れて来てもよいか???   みたいな様子。  
聞いた院長、電話の看護婦に指示。

  “とにかくいのちが大切。すぐに連れてくるように。”

のら といえども いのち。  
でも思うにこの場合、引き受けても、治療代をもらえるわけではなし、拒否しても不思議ではない。 
その後、その重傷犬がどうなったかはさだかでない。
犬は受けた恩は決して忘れない、という。
結果はどうあれ、その犬は幸せだったと思う。

約20人いる若い獣医師・スタッフのみなさん、こうした院長のもとで仕事をすることに誇りをもっていることと思う。
受付窓越しにかいま見える彼らの姿に、それを感じる。

                     高橋尚之

P.S;さち、検査の結果肝臓にも異常あり。
   取りあえず元気なのだが、、 心配。
   生検中。


11月13日追記:
   生検の結果、腫瘍・炎症のたぐいではないそうだ。
   ストレス、食事等なんらかの一時的外的要因の可能性。
   しばらくの間、定期的に血液検査で様子を見る、との事。
   まぁ、それほど重篤なモンダイではなさそう…一安心。

たかはしたまご養鶏日記 No.082 2005年9月1日


写真;秋もすぐそこ・・・・
菩提寺(龍穏寺)にて
8月30日 PM2:00

パニック終わって

数年間の開発が完了した直後、ほんの運良く、メディア…どっちの料理ショー…に取り上げられ爆発的人気となりパニック状態に陥ってから半年。 ようやくそのパニックも収まり平静をとりもどしつつあります。

   http://www.takatama.com/megumi.html

価格設定に悩みました。 少しは“ゆとり”をもたせた価格設定にしたい。  

開発に要した時間、経費を考えると、大ざっぱに、10個1600円〜1800円が望むところ。

しかし成る可く多くの方にご利用いただくためには、価格は極力抑えたい。

そんなこんなで、今後販売量が増えることを前提に、ぎりぎりのところ10個1200円。

これでもそーとー高い印象は拭えず、いかがなものか??  との思いで販売にふみきりました。 メディア紹介後のパニックはともかくとして、そのパニック終了後どのように推移するかが、この萌味たまご成功のカギとなると考えます。

そして今、‥‥‥‥‥‥

生産量が極々僅少なため、さほど経営上に貢献するものではありませんが、それでも私の予想を上回るご評価をいただいております。

曰く

 ・う ん まぁ〜〜いッ!!  たまごの味が濃くて、まろやかぁ〜。

 ・いままで最高の金印たまごにくらべても、“たまげるほど” 旨い。

 ・いままでのたまごはナンだったんだ、、詐欺か・・・?(笑)

 ・“絶句”

 ・従来の元気玉たまご(1個100円)にくらべ数段グレードアップした。

 これまでにほんとうに多くの方々にお世話になりました。

 私単独では、とてもこのように首尾良くはいかなかったでしょう。

 関わって下さった全ての方々にただただ感謝、感謝、感謝。

 そして、放映直後のパニック・混乱のあまり、彼岸墓参りにも行かなかったけれど、

          温かく見守ってくれたご先祖さまに ‥‥‥ 合掌。

               高橋尚之

たかはしたまご養鶏日記 No.081 2005年3月3日


写真:露地栽培にこだわる黒岩さんご夫妻。
   2月27日 AM11:00 黒岩農園にて。


  新登場…『萌味(めぐみ)』たまご

3月;いのち萌吹く春です。
人は『自然の恵み』によって生かされています。 この季節の、生命力あふれる “旬:自然の恵み” の食材を摂ることにより、私たちは“いのち” をいただいています。 
 
経済合理性追求のため、自然の摂理に逆らって作るハウス栽培ものは、同じものでも “旬” のものより栄養価;効果が少ないそうです。 たかたま直売処の黒岩農園(*)の露地野菜が絶大な人気があるのも納得のところ。
 薬膳料理 の本をひもとくと、それは“旬の素材”が基本であり、ハウス栽培ものなどほとんど意味をなさないことが判り、あらためて、中国古来の叡智に感銘するところです。

 (*) http://www.takatama.com/Nikki01.html#010
     http://www.takatama.com/Tayori01.html#011
    本来の寒さに耐える…(凍ることを防ぐため、自らの栄養
    濃度を高める)…ことで栄養価が高まりおいしくなる。
    自然の摂理に反しビニールハウス等で保温をすると、育ち
    はいいが、こーした作用が少なくなり、栄養価の低いもの
    となる。
     

   昨今、加工食品・冷凍技術の進歩がめざましく、また、
   生活が便利になり、土作り・有機農業とかが叫ばれながらも、
   食べ物から“旬”を感じられることがきわめて少なくなりま
   した。 こうしたことが、さまざまな現代病、特に花粉症な
   どの遠因にもなっているようです。 
   花粉症の対策の一つとして、旬:春の食材を積極的に摂るこ
   とを、過日のTVで薦めていました。  
  
その、いのちの萌みを具現するため、大量生産に背を向けて、今まで以上にコストの制約を排し、必要なものを必要なだけ、ということで、自然以上に 『自然の恵み』 をとりこむことにこだわりました。

それが、たかはしたまごスペシャルバージョン『元気玉たまご』をさらにレベルアップし、このほどあらたに登場した 『萌味(めぐみ)』たまご です。

  詳しくは、専用コンテンツ(↓)をご覧くださいませ。

たかはしたまご養鶏日記 No.080 2005年1月7日


写真:明けましておめでとうございます。
   今年もおいしいたまごのために頑張ります。

  感謝
鳥インフルエンザに始まって、異常高温、相次ぐ台風、各地で地震・・・・
昨年は、天変地異の年といっても過言ではないでしょう。

そして、某占い師によれば、今年は混乱への最初の年になる、とか。。。
“単なる占い”といってしまえばそれまでですが、しかし“正しい占い”はある種統計学の結果とも云えるもので、それなりの信頼性のあるものと考えます。


生かされていることへの感謝、親・祖先への感謝はさまざまな占いの教える共通のところ。  昨今多発するさまざまな凶悪犯罪の根元は、こーした感謝の念が希薄になっていることに起因しているよーに思えてなりません。
こーした状況が続けば、混乱への最初の年になる、、、という前述占い師の言葉は至極当然のことのよーに思えます。


  “生きている”のではない“生かされている”ということ。
   このことをあらためて思いなおすべきと考えます。

   それは、《森羅万象》への畏敬、そして《自然の恵み》への
   感謝となりましょう。


食品即ち 《自然の恵み》 から命をいただく私たちは、こーした 

     《自然の恵み》への感謝

を忘れて、安全性はあり得ないものと信じます。

たかはしたまご養鶏日記 No.079 2004年12月1日


写真:陽光いっぱい、自然の恵みいっぱい、元気いっぱい。
   だから、おいしさ いっぱい!!
   10月25日 AM11:00 たかたま鶏舎にて。

 昨今年は鳥インフルエンザに始まって、異常高温、長雨・・・・・・
いろいろありまして、すっかりモチベーションが低下してしまいまして、すっかり怠け癖が身についてしまいました。


ご無沙汰でした。
そのほかにも、ご承知のとうりの、たび重なった台風、地震・・・・・
人間の、数々の環境破壊に対して、地球が怒っているとしか思えません。
某TVによれば、日本だけでも数千種の動物が絶滅の危機にあるそな。。。

そんな中、究極の 自然迎合型たまご とも言うべきたまごに出会いました。
鶏、人間、植物(野菜等)あらゆる生命を 炭 を中心に据えて考え、その他発酵飼料、波動、物質変換、等々さまざまな理論を駆使し地球にやさしい方法を展開するものでした。  それぞれは大変むずかしいのですが、言ってみれば、漢方的技術を近代科学で説明する・・・みたいなもので、ジツに心地よく納得のいくモノでした。 
あらゆる生命現象を、この方法で実践すれば、環境破壊は皆無に近くなり、理想的とも思えるものでした。

そして、当然たまごを試食。

  ?? ?? ??

“おいしさ”という点で市販のいわゆる スーパーのたまご よりははるかに良好なのですが、たかたまと比べると、なんだかイマイチ。 我田引水でも困りますので、幾人かのお客さまにもお試しいただきましたが、やはり結果は同様でした。
理論的にはこの 自然迎合型 のほうが、たかたまより 自然的 なのですが実際の“おいしさ”ということでは、たかたまのほうが勝っているよーでした。
むずかしい理論はさておいて、とにかく考えられるあらゆる 自然の恵み を取り込むという たかたま理論(?)の勝利・・・・?

    危うく、サイト閉鎖かと思われました。 
 http://www.takatama.com/Tayori02.html#031

たかはしたまご養鶏日記 No.078 2004年7月18日


写真:暑いよ〜〜!
    たかたま鶏舎にて
    7月17日 AM10:00

  アレルギー考

 昨年の本稿でも記しましたが、私にはどーもぜん息のケがあるよーで。
そして、気功、太極拳等をやることでそのケが軽減してきました。 

 ぜん息といえばアレルギー。 そのアレルギーで病院にいけば、取りあえず、ステロイド剤。 弱まった副腎のステロイド分泌作用を補うために使用するのでしょうが、その副作用も言わずと知れたこと。
 
 ならば、そんなキケンなステロイドなど使わずに弱まった副腎の機能を修復すればよいのでは。。。。

 今の医学・病院では弱まった副腎を修復する技術はないようで、もっぱら不足するステロイドの補充という作業だけを行っているようですが。


アレルギー。。。。
大気汚染、食材、etc、etc、特に食材に関しては最近アレルギー対象食品が次第に増えて来ているよーで、それらへの対応ももちろん必要ですが、個々の食品対応にもまして、自身の体力:副腎強化を考えることが重要なのではないでしょうか。


 http://www.takatama.com/Nikki06.html#071
 http://www.takatama.com/Nikki06.html#072
昨年来から始めた気功、一時中断(?)したけれど最近 本気 になって再び始めたら冒頭のよーな効果。

  アルルギーで悩まれている方、取りあえず八段錦(*)をオススメ。  
  そんなことを考えての、久しぶりの本稿更新でした。
        (*)ちゃんとした指導者につくことが肝要ですが。

  鳥インフルエンザ以来、いろ〜んなことがありまして。

たかはしたまご養鶏日記 No.077 2004年5月6日


写真:さち;いいおんなになりました…でしょッ??
   http://www.takatama.com/Nikki05.html#054
   5月4日 AM11:30 直売店舗わきにて。


 報道に思う。

 
ようやく収まったよーです。 鳥インフルエンザ。
一連の報道で。“震源地”山口、京都のみならず、全国的に多くのみなさまがたまごを食べ控えたよーです。  まぁ、あれだけ連日報道されれば、たまごを食べる気にならないのも当然でしょう。

 しかし、アノ報道は真実だったのでしょうか???
あたかも、《出回っているたまご・鶏肉がキワメテ危険、であるかのような印象》を視聴者に与えた、あの報道が。

確かに、記事内容としては、『そんなに危険ではない、冷静な対応をするように』旨のコトバもありましたが、あれだけ連日、防護服に身を固めて消毒する姿がTVで放映されると、報道内容全体から受ける印象は、まさに、『たまご・鶏肉は危険』、そのものです。

しかし、実際は、本稿前号でも述べましたよーに、国内で発生した養鶏場の関係者ですら感染していません。 鶏移動に関わった人たち、だれ一人感染していません。
    このことは、ただ結果論、ということだけではなく、
    さまざまな状況からして、わかっていたはずです。

即ち、アノ、“出回っているたまご、鶏肉がキワメテ危険、であるかのような”、『あの報道』は『真実ではなかった』としかいいようがありません。


 このことに伴うさまざまな規制が全面解除された今、全てがマルく収まってくれればこうした“誤報道”もたいしたモンダイでもないでしょう。  しかし、《報道されない》、さまざまな『悲惨』な状態が起きています。

事件の発端、浅田某農場はしかたないとしても、なんの落ち度もない、付近(30キロ圏内)の農場は移動禁止が解除された後も、元の顧客の取引が他地域の業者にとって代わり、仕事が出来なくなり廃業に追い込まれたところが出てしまったようです。  いえいえ、当該地域だけでなく、冒頭に述べたように、アノ誤報道(?)のため、全国的にたまごが食べ控えられ、商売が立ちゆかなくなり、倒産となった農場もあるようです。

当該地域には、国策による移動禁止、ということで今回の損失分については、いくらかの補償金がもらえるようですが、顧客を失うという最大の損失、これからの仕事についてはナンのタシにもなりません。

まぁ、たまごが全国的に余剰状態、自由競争の社会、やむを得ないといえばそれまでなのですが、やはり、報道機関は、《本当の意味での真実》…危険である部分、危険でない部分…を《本当の意味での報道》をしていただきたいと考えるのは、私だけなのでしょうか・・・・・。

 今年の冬、、、同様のモンダイが起きないことを祈るばかり・・・。
たかはしたまご養鶏日記 No.076 2004年3月23日


写真:今日も元気に食欲旺盛。
   たかたま鶏舎にて
   3月22日 AM8:20 曇天


 鳥インフルエンザその後

 どうやらニュースに出る数も少なくなったよーです…鳥インフルエンザ。
このまま収まってくれることを祈るばかり。  しかし、まだアジア全域では猛威をふるっている現状、そして渡り鳥が媒介するということ、、、などを考えると、いつ日本で再発しても不思議ではなく、不安にさいなまれ、眠れぬ日々の今日このごろです。 

 ワクチンが使えればいいのですが、国では独自の理論のもと、禁止を貫くよーです。 いまここでのワクチン論議は省略しますが、本稿前回にも述べたよーに、養鶏場にとって、このウィルスはサリンと同じ恐怖。 そのあたりをお酌み取りいただくこと、切に望むところです。

 ワクチン禁止は禁止として、それによる養鶏現場の不安を払拭する手だてがあるハズなのですが、それをしないで、やみくもに日本は清浄地域・ワクチン無用論を貫く行政手法は、なにか不自然なものを感じざるをえません。

  そしてこのモンダイ、正論だけではどうにもならないよーです。 
  今回の騒動について、いくつかの報道機関から取材を受けたの
  ですが、その際、ワクチン使用に関する報道について記者諸氏に
  問うと、なぜか、どの記者も口ごもってしまい、背後にある(?)
  なにか不明朗なものを感じるのでした。


 ‥‥とはいうものの、今、たかたまに出来ることは、健康な鶏さんで、安心、安全で、おいしいたまごをみなさまにお届けすること。 そのための消毒、防鳥等の万全の防疫体制、そして鶏の健康のために万全の栄養給与 に心がけることといたします。
    当該ウィルス検査も、定期的に実施中。

  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  

 今回の騒動、…このテの事件、毎度のことではありますが…、マスコミ等がやたら、たまご、鶏肉が危険‥‥みたいに危機感を煽っているよーに感じてなりません。  しかしながら、この病気はそれほど伝染力が強いものではなく、危険ではないよーです。  それほど危険なものならば、アジア各国でもっと多数の罹患者・死者が出ていることでしょう。
     
     アジア各地で感染、死に至った例は、感染鶏に
     濃厚な接触を繰り返した場合だけのよーです。
     感染鶏に単に触れるだけ位では、人には感染し
     ていません。

 ★国内で発生した養鶏場の関係者ですら感染していません。

また、このウィルスは生体から離れると(たまご等に付着したとしても)2〜3日で死滅するそーです。 ……冒頭に述べたよーに、このウィルス、養鶏場にとってはサリンと同等の恐怖なのではありますが、……こーしたことから見ても、人にはそんなに簡単に感染するものではありません。 
  ぜひ、冷静な判断をお願いいたしたいところです。

たかはしたまご養鶏日記 No.075 2004年3月1日


写真:たかたま鶏舎屋根
   幾重にも防鳥網:すずめ一匹入れません。
   2月29日 PM1:30

 困った業界!!

拡大してしまったよーです。 鳥インフルエンザ。
断罪モノです、ココの浅田肇社長。 会社全体で175万羽(ネットニュースより)誇り(?)…個人経営としては日本最大級。…驚くべきことに、、、業界組織:日本養鶏協会の要職に名を連ねている(つまり業界の指導者だ)そーな。!!
    http://www.jpa.or.jp/gaiyo/list.html

  《たまご便り:物価の優等生のワケ(1)〜(4)》に述べたよーに
   羽数を大量に持っていることがエライこと、とゆう旧来の業界の姿
   そのまま。

その指導者が、
死に始めた前日に行政の調査をうけて、注意を喚起されていながら、

 (*)鶏の大量の死について“違う”と思った。
 (*)実施中の強制換羽のせいだと思った。
 (*)「担当者が水をやり忘れたため、いつもより弱っていたのでは」
 (*)腸炎だと思った。
 (*)出荷作業で忙しく、まもなく通報するつもりだった。
 (*)山口県の事例で、“全数処分”を知っているハズなのに、
    数日後、生きた鶏(廃鶏)を大量に出荷。
 (*)死に始めたので出荷時期を早めた。
 (*)大量死が出ている鶏群から優先出荷。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040229-00000087-mai-soci
             (以上、ネットニュースより)
    ‥‥‥特に六番目以降は重罪デス。‥‥‥
    ‥‥‥養鶏場に対して、サリンをまいたのと同罪‥‥‥

   心配したとうり廃鶏処理場が汚染されたよーです。
   ここから鶏容器などを介し他の養鶏場に汚染が広が
   ることが危惧されます。
   汚染されるのはわかっていたはず。  確信犯。

TVで見る限り、コトの重大性をまったく認識してなく、あるいは“なんとか誤魔化してその場を切り抜ければよい”という雰囲気。 

   繰り返すが、これが日本養鶏業界の指導者かッ!!!

自分のことだけで、周囲への影響をまったく考えない無責任さは山城養鶏の時とまったく同じ。 山城のときも同様だったが、こーした(*)不祥事を起こしたとき、業界組織として、当該農場(会社)を糾弾すべき。

今後、日本養鶏協会として、この浅田社長に対し、役職辞任だけでコトを収め、なんの糾弾、消費者へのお詫びもしないよーなら、ますます、業界の:たまご全体の、信頼を失うこととなりましょう。 (→相場低落)

  朝の某TVで『鶏肉、たまごなんか信用出来ない』旨の発言
  があったよーですが、こうした声に対してもなんの反論も
  出来なくなってしまいます。

  BBS来訪者さまからも、《この業界はゆがんでいる。》
  というご指摘をいただきました。 

辞任すれば済むことではなく、こんな人が日本養鶏協会役職として君臨(?)していたということは、‥‥この業界も、まぁ、こんなモンなんでしょうか。  

  消費者だけでなく、同業者にも計り知れない被害・損害を与えた
  浅田肇社長、“辞任”は認めず、クビにするのがスジなんですが。
  多分出来ないでしょう、、‥‥‥寂しい限りデス。

  払拭できるのでしょうか??? こーした不信感。

  業界内部での、飼養規模崇拝神話(?)がなくならないうちは無理??

 ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥  ‥‥

こーした時に、一番重要なのは鶏の体力。
『体力があれば、鳥インフルエンザにはかからない』…などとゆーわけではありませんが、たまごを生めばいい、、という経済合理性優先:ギリギリの安いエサを使い、病気になれば消毒・投薬で対処する、、といったやり方では、罹患の危険性が極めて大きいと言わざるを得ません。

というわけでたかたまでは、防鳥網・消毒はもちろんですが、更なる、漢方的栄養強化実施中。

     《先人の知恵》は時として大変有効です。

たかはしたまご養鶏日記 No.074 2004年2月23日


写真:わたしたちのいのちは???
   だいじょうぶ…たかたまだから。。。
      2月22日たかたま農場にて
      AM11:30

 いのちをいただきます。

 鳥インフルエンザ。二例目が発生してしまいましたが、関係各方面の懸命な “努力” により、急激な拡大はくい止めている様子。  なんとかこのまま収まってくれることを祈るばかり。

 しかしこの“努力”とはなんなんでしょうか・・・。“処分”です。  処分 ということで多数の鶏が殺されています。 元々人間のために飼われ、いずれ食べられる(殺される)運命。 人間にとって都合が悪くなったら“処分”。 まあ、今のような状況の中、やむを得ないことではありましょう。

 しかし、彼らも“いのち”です。 人間のために生まれてきて育てられ、傲慢な人間の都合で、初期の目的以外で“処分”されていく‥‥。 そーした“いのち”に対しての想い・感謝があまりにも希薄なよーに思えてなりません。

  ちなみに、
  食前の《いただきます。》は《いのちをいただきます。》
  という《いただくいのち》に対しての感謝の念のこととか。 
  けれども、こーした“感謝”がすっかり忘れられています。

 《食》についていろいろなモンダイがとりざたされている昨今。 “いのち”を単に食の“材料”としか見ていない昨今。 鶏が生きたまま袋に入れられ、埋められていく様を見るときに、“彼らのいのち”についておもいを馳せることが、傲慢な人間に出来る、彼らに対しての、せめてもの供養ではないでしょうか。。。

   そして、人間は“他のいのち”によって生かされている
   ことに、もっと気づくべきではないでしょうか・・・。

     もっとも、こんな考え、“物価の優等生の騎手”、
     鶏を機械、たまごを製品として捉え、経済合理性
     のみで、業を営む人たちには一笑に付されてしま
     いましょうが‥‥‥。

たかはしたまご養鶏日記 No.073 2004年1月15日


写真:(初)日の出
   1月2日自宅付近にて AM6:30ごろ

 『自然』からの警告??

 久しぶりの更新です。。。  ぼちぼち復活。
半年前のたまご、鶏インフルエンザなど業界をとりまく逆風。

・半年前のたまご事件
  これはいけません。たまたま起こってしまったマチガイ、じゃぁなくて
 明らかな確信犯。 これでは、一ヶ月、二ヶ月の滞貨は当たり前???
 と思われても不思議ではありません。   事実そのよーな噂が業界に
 飛び交うこともあるよーです。   

     『賞味期限』』の意味はなんなんでしょうか???

 見せかけだけの"品質管理"。 トレーサビリティ、宇宙飛行準拠のHACCP
 といった、簡単には出来ようもない基準を、いとも簡単に取り入れ(?)、
 高品質(?)を誇るのが大手業者さんの"はやり"のよーです。
 そしてその実態が、今回のよーなジケン。 (BBS No.3168参照) 
 (もちろん、ほとんどは真面目に取り組んでおられましょうが。)

 『言葉』、『見せかけ』だけで、お客さまの方を見ていないことの現れで
 しょう。 もちろん、今回のよーな悪質なのは特別としても、たまご便り
 のほうでも述べましたよーに、基本的には生産拡大志向一辺倒な今の業界
 では、今後も、こーしたことがいつ起こっても不思議ではない状況です。

 たまごの生産は毎日ほとんど一定です。  でも、消費量のほーは大きく
 変動します。 つまり、たまごは、余るか、足りないかどちらかです。
                 ↑このこと重要!
 需給バランスがとれている、などとゆーことはほとんどありません。 
 それなのに、生産量だけは増加志向のみ。これでは滞貨が出来ないほーが
 不思議です。
       
        売れる部分は相場で、、、
        売切れない部分はただでもイラナイ。 
        という、現在市場では、超余り状態。
 
 ……で、、たかたまでは、
 鶏の羽数を販売可能な数に抑え、極力たまごを余さないよーにしています。 
 それでも余るときも多々あります。  そんなときは、フツーの販売では
 なく、加工用として出荷します。それでも三日以上おくことはまずありま
 せん。 当然足りなくなることも、しばしばあります。 ここで、もっと
 たまごがあれば儲かるんだがぁ、、、と悔しい思いではありますが、余る
 ことを思えば、むやみに生産は増やせません。 増やせないハズです。

 こーした状況下、生産量が増え続けながらの『賞味期限』。 
     ?? ??? ???? ・・・・・

 消費者のみなさまはナニを基準に購入すればよいのでしょうか…?
 結局、《みなさま方の感性でホンモノを見分けること》しかありません。
   商品、お店。
 『言葉』『見せかけ』に惑わされることなく、真にお客さまの立場にたっ
 ているかどーか、、、この一点がすべてです。 そうすれば、HACCPも
 トレーサビリティも無用のことが、ご理解いただけることと思います。

      信用のおけるお店から購入する・・・
      それが一番、そして、それだけしかありません。


・インフルエンザ
  これは、正直いって、鶏にとってはたいへん怖い病気です。
 しかし、山口県当該養鶏場の作業員、また、あれだけ鶏に発生した韓国
 ですら、人には影響が無いよーなので、人のほうはそんなに危険はない
 でしょう。 インフルエンザといえば、むしろ、電車の中など人混みの
 ほーがはるかに感染の危険が高いでしょう。  

 そしてまた、発生鶏のたまごを食べても影響はないとされております。
 しかし、たまごを食べることにご懸念を感じる方もおられましょうが、
 いままで報告のないたまごからの感染を恐れて食べない事よりも、
 栄養たっぷりのたまごを食べないデメリットのほーがはるかに大きいと
 考えます。 ともすると偏りがちな現代の食事で、完全食品といわれる
 たまごを排除することは賢明な選択肢ではないと信じます。
 まして、たかたまは当該区域外です。
 
       人は健全な体力が一番重要です。

 今、関係機関総力を挙げて、すばやい対応していただいております。 
 今日15日午前、当地域、埼玉県川越家畜保健所でも巡回指導があり、
 いろいろ情報、ご指導をいただきました。
 たかたまでも、楽観はできませんが、過度な心配はしていません。

 一番の心配は風評被害。  
 このマスメディアの報道が、逆に風評被害を増長している現実を苦々し
 く思うのは、私が当該業界人だからでしょうか??

 たかたまでは、消毒はもちろん、野鳥が入らぬよう鶏舎をネットで覆う
 などの、さらなる安全対策をとることとし、そして、どのよーなコトで
 あれ、まず、お客さまの安全を最優先に考えるものといたします。


  ☆☆現在、鶏、そして社員、私ともども、元気いっぱい。☆☆




  ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ 


        サイト内でもしばしば述べたよーに
      半年前たまごジケンも、そして鶏インフルエンザも、、
 超過密飼養など、『自然』を無視した経済効率一辺倒の業界に対しての、
      《『自然』からの警告》と思えてなりません。
         『自然の逆襲』かもしれません。
  

          神の見えざる手?? ???

たかはしたまご養鶏日記 No.072 2003年11月4日


写真:あの〜〜、まだヨメ入り前なンですが。。。:さち
11月2日 AM 10:30 直売店舗横にて

 気功その7 中国医学

 先生は気功実習のあい間に、中国医学のお話をしてくださいます。 また、本を読んだりして、この中国医学(以下、中医学)のすごさ、というより、古来の中国人の英知、とでも言うべきなのでしょうか、とにかく 驚愕 としかコトバがありません。
 
 というわけで、中医学の概論を少しカジッて(*)みると、各論では
それなりに納得なのですが、どーも、 腑に落ちません。 
    (お〜ッと、この“腑”も中医学:五臓六“腑”)
    (からのコトバなのでしょうか??      )

               (*) 歯ガタチマセン、折レソーデス。
                  噛ミクダケマセン.。


◎生命の基本物質として、気、血、津液(シンエキ) & 気血の概念。
  気:元気、宗気、営気、衛気からなる。
  血:主として、水穀の精微から化生される。
 津液:体内の各種正常な水液の総称。 唾液、涙、汗、尿を含む他。

◎臓・腑・奇恒とそれらへの循行経路、“経絡”“経穴”の概念。
  血管、神経なら目に見えて分かるのでしょうが、身体の中に全く
  視認できない“経絡”、“経穴”なるものを導入(発見?)し、
  各種症状を理論的に解明、治療する。

◎森羅万象を統括する法則としての、陰陽五行説。
  陰陽はそれなりにナントナク納得可。 けれども、“五行説”には
  ただただ、“おどろき”でしかありません。
  森羅万象、すべてのものは木・火・土・金・水に分類され、
  それぞれが相互に影響を及ぼしあっているという。  そして、
  医の世界も例外ではなく、この陰陽五行説を用い、体のしくみ、
  即ち、医学をみごとに構築し、さらに“弁証論治”で診断・治療を
  確立しています。

エトセトラ & エトセトラ・・・ ・・・・ 
こうして、身体の中に西洋医学にはない、目には見えない、独自の“素材”“概念”を導入し、陰陽五行説を駆使、たくみに“中国医学”を構築。

  ……こうした発想、中国人の英知!!?  まるで“哲学”……

  このよーに、
  視認出来ないモノを概念として導入し、一つの世界を構築する;;
  究極の科学者 & 哲学者かと。



 中国ン千年の経験則のたまものとはいえ、なんでこーした“発想”をするのでしょうか? 出来るのでしょうか!!??  “英知”としかいいようがありませぬ??  おどろき、というより納得できませぬ。 いえいえ、納得できぬ、とはいうものの、西洋医学で治らないものが、この陰陽五行説・中医学で快癒する事実を体感すれば受け入れざるを得ません。

 もちろん、中医学が万能ではないでしょう。そして、西洋医学ももちろん万能ではありません。 互いに補完すれば“より完璧な医学”を構築できるはずです。 日本でも、最先端医学ではこーした中医学のエッセンスを取り入れるよーになったそうです。 
 (最先端の医療技術をもってしても西洋医学に限界を感じ始めた、)
 (とゆーことなのでしょうか?                )
しかしながら、末端の医療現場では、まだまだ、中医学を受け入れない部分が多いよーです。

 もっとも、おもしろいことに、現在の中国に於ける西洋医学界では、日本以上に、自国伝統の中医学を否定しているそーです。 そして、現地の中医学の方は、積極的に西洋医学を取り入れているそーです。 現状がどーゆー位置なのか、私は知りませんが、早晩、日本の医学レベルは、中国に於ける中医学のそれに、及ばぬものになるよーな気がしてなりません。

 中医学、東洋医学というと、中国ウン千年の歴史がウンヌンとか、いわれますが、“ホントーの中医学”はそーした歴史の積み重ねだけではなく、日々めざましい進展をとげているのだとか。 

 実際のところ、現在、中国における中医学研究最先端の人が大挙して日本に来れば、日本における東洋医学系の人はほとんど失職する(遅れていて、ツカイモノにならない)、といわれているそーです。

  日本に於ける“東洋医学”は『中国ウン千年の歴史がウンヌン』
  の部分だけであり、日々進歩する、中医学研究最先端現場とは、
  まったくかけ離れたモノだそーです。
   例:“日本の漢方薬”は中医学では“薬”ではないそうです。

 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 未病を治す、ともいわれる、こーした気功・中国医学(保険適用外)。
クスリで、病院経営が成り立たっているといわれるくらいクスリが乱用されている(?)昨今。 “医療の原点”に立ち戻り、現行では解決しなければならないさまざまなモンダイ点もありましょうが、こーした医療に健康保険適用をして、病気にならないよーに指導するほーが、健康保険国庫負担が、はるかに軽くなるよーな気がしてならないのですが。。。  
    ‥‥ 医師会の猛反発、必至なんでしょうが ‥‥

たかはしたまご養鶏日記 No.071 2003年10月5日


写真:秋色の朝
   10月5日 AM7:30 農場近傍にて

 気功その6 太極拳

 春の気功講座が終わり、本来なら教わったことを自分で鍛錬しなければならないのですが、そこは“凡人”の悲しいサガ。 なんとなくそのままになってしまいました。

 で、、、、一度治まったはずの、この数年来のぜん息のケが再発ぎみとなってしまいました。

   http://www.takatama.com/Nikki06.html#065

で、、、気功講座秋期に再度参加。
で、、、おどろいたことに、ぜん息のケが、再び治まってしまいました。 病院に行くとステロイド剤、咳止めを処方され、そして、それはそれで有効なのですが、そうした薬剤を使用しないでも治ってしまう・・・・・これはこれはますます中国医学の虜です。

   http://www.takatama.com/Nikki06.html#067

 その、気功の先生のクリニック…推拿療法(*)…に行ってきました。
これまたオドロキでした。 当地でも整体に行ったことがありそれはそれで効果があるのですが、施術時間、一時間は一時間です。  しかしこの先生のは全く違いました。 とにかくムダがありません。 一時間の施術時間の間、その手の動き、個々の患者の状態に応じ的確に、“一瞬のムダ”もありせん。  だから、一時間のトキが10〜15分くらいにしか感じられません。 ‥‥いえいえ、キモチ良くって眠ってしまう、などとゆーのではなく‥‥ 終わってみると、エッ、もう一時間???  とゆー感じ。

 気功といい、推拿療法といい、、、現代の医者で治らない疾患をお持ちの方にはぜひオススメです。 とはいうものの、私の眼疾患はこの推拿療法、先生に紹介していただいた鍼、現代医学でも、即効的にはダメなよーです。 あとは、気功とこの推拿療法を気長に続けてみるしかない??よーです。


 というわけで、春の気功講座に続けて、今期は気功をさらに進めて太極拳講座も。 よくテレビ等で見かけ、簡単そーに見えますが、動作一つひとつの意味合いを考えながら、 “気” を入れてとなると

      コレハコレハムズカシイ!!

とてもとても、見よう見まねで簡単に出来るものではありませんデシタ。 
なんだか、コレにものめり込みそう・・・・・   

 “養鶏日記”ながら最近 養鶏 のハナシが全くないンですが。。。


  (*)日本での、按摩とカイロプラクティクスと合わせた療法。
    “推拿”とは《つまんで、揉む》という意味…だそーです。
     が、いわゆる“按摩”とは手の動きが少し違うよーです。

たかはしたまご養鶏日記 No.070 2003年9月3日


写真:コスモス‥‥‥秋の気配
   農場近傍にて
   9月3日AM6:00

  留学生
 この夏休み、タイ国からの留学生がアルバイトに来ました。
タイから日本に留学‥‥まあ経済的にはそれなりの水準の人、と想像していました。 話をしてみると、確かに、それなりの水準・予想どおりといえましょう。

 しかし・・・・ オドロキでした。 majority・日本学生の負け??
今の日本で想像出来ないくらい極めて・キワメテ質素な生活ながら、極めて大きな 『志』 を持っていました。

  貿易商社を立ち上げることが将来の希望。 
  そのため日本でMBA(Master of Business Administrator)を
  取り、commerceの実務を習得することが当面の目標。
  もちろん、native English 自在。

商社に就職したい、、、じゃぁなくて、自分で会社を立ち上げる。。。
そのため現在、パートナーとともに輸入品専門インターネットショップを運営してそこそこの成績を出している、、、、とか。
また、タイにはPC技術者が少ないため?ンピュータの技術も必要、とのことでWindowsはもちろんLinuxも独学で習得。 話せばその技術はまさにプロ級。


 またあるとき宗教談義。  必ずしも十分とは言えない日本語で‥‥

  日本ハ仏教国ダト思ッテイタガ、日本人仏教知ラナイ 変!!
  日本ノ教育、変革必要。
  デモ社長(*)仏教知ッテル。 ヨカッタ。。。
             

 上述したように、極めて質素な生活をしながら、将来への明確なビジョンを持ち、それに向かって自信を持って着実に一歩一歩。 そして、タイは仏教国しかし自分はクリスチャン、、といいながら『禅』も体験し、大乗仏教、小乗仏教を語る。

      タイの未来に栄光を!!

で、、、日本の学生は ??? ??? 


     (*)たかたまのこと:ワタシ、曹洞宗知ッタフリ。ハズカシイ。
たかはしたまご養鶏日記 No.069 2003年8月11日


写真:自宅近傍にて
   8月11日 AM6:30

  デザイナー

 以前から、『たかはしたまごの小冊子』を作ろうと思いながら、ハテ、いかがしたモンか??、、と考えあぐんでいましたが、ヒョンなことから、気功の先生より、デザイナーさんをご紹介いただくこととなりました。

 先生の事務所で初対面のときから、たいへん多忙なご様子ながら、こちらの意向を鋭敏に感じ取っていただける、ゆたかな感性の方と、お見受けしておりました。  
そして今日、“取材”でたかたま農場までお越し頂きました。

 数時間お話を交わす中、クライアント:たかたまの意向ひとつ一つをしっかりと受け止め、何を訴えたいのかを感じ取ることに最大の感度を傾注させておられること・・
・・・感動でした。
   当たり前といえば当たり前なのですが、当世、こうした
   “取材”をせずに提出された書類情報だけで作品を作り
   上げてしまう業者がなんと多いことか。。。
   これでは、クライアントの『空気』は伝わらないでしょう。

 伺えば、、フリーで活動し、資○堂、オン○ード、○永、○○TV、その他大手だけでなく、中小でも特徴ある企業の広告を幅広く手がけておられるとのこと。  そして、それらの作品を実際に見せていただき・・・・ 

    ・・・・ 感動!!  でした。  
    なるほど、これが“クリエーター”なのか!!!

やさしく、控えめな表現ながらも、観客(お客様)のこころをグイグイと引き込んでしまう、、《やさしいド迫力》。  しかし、あくまでも謙虚。   さまざまな業種の、多彩な表現要求に、みごとに応えておられます。
文字通り、いわゆる、デキるデザイナー、、、との感。

 しかしまぁ・・・こんな当代一流の方に、チッポケな『たかたま』の仕事などお願いしていいモンなんでしょうか・・・・・率直なギモンを彼女にブツケテみました。
   一蹴されました。  こうした、他にはない特徴のあるもの《たかたま》の仕事を、ぜひぜひ、やってみたい・・・とのこと。


 このような不景気の折り、フリーでのお仕事はなかなかたいへんなのでは??  
とハナシを向けると、、

    ・バブルのころのことは知らない、
     今を一生懸命。 常に謙虚でありたい。 
    ・今、仕事が楽しくてしかたがない。 
    ・さまざまな方たちとの出会いを大切に。それが財産。

と控えめに語る彼女。 不景気といわれる中、多忙なこと‥‥納得です。 
(その財産の)末席のハシッコのほーにでも、たかたまを置いていただければ、と思うところ。


 早くも、すばらしいご提案をいただきました。 当初の“小冊子”とは違った形になりそうです。  期待、超大。  そして、こーしたすばらしいデザイナーさんをご紹介いただいた、気功の先生に 感謝・感謝 です。

                          高橋尚之

たかはしたまご養鶏日記 No.068 2003年7月16日


写真:ねむの木の花:たかたま農場にて。 
   7月16日 AM7:50

  気功 その5

 公開教室、終わってしまいました。 そして思うこと。
中国医学の不思議、、というより“偉大”さ。 数千年まえからの伝来、経験則としてとらえられていたものを、キッチリ体系化し学問としてまとめたもの。  目に見える素材:解剖学をもとにした西洋医学は納得しやすいのですが‥‥、 先生からご紹介いただいた入門書を読む限りですが、、目に見えない“気”を素材に、よくぞココまで、なぜこうした発想??etc etc ただただ、驚くばかりです。   ある種『哲学』。

  健康←自然治癒力←“気”←経絡の流れ←経絡の節目・ツボの刺激
  ←マッサージ・叩く←即ち、体に触れる

とゆーことのよーで、さらに言うなれば 『自然回帰』。 あまりツボにこだわらず、取りあえず体を刺激することが健康の基本のよーです。 (幅広く刺激すれば必ずツボにアタる。) そして、具合が悪くなれば、その場所に関する経絡、ツボを集中的に刺激する。  日本でも“手あて”とゆー言葉がありますが、体に“触れて”治すのが医療の基本、、との思いを深くしました。

 近代医学を否定するものではもちろんありませんが、今の医療はあまりにも“器材”に頼りすぎているよーに思えてなりません。 
   例えば、私が最初に腰痛で整形外科に行った時などは、
   患者(私)のハナシを聞いて、スグにレントゲンをとり、
   その結果をみてリハビリで機械による牽引をする。
   そしてその後牽引を繰り返す。
もちろん牽引は有効な手段ではあるのでしょうが、整形外科医も、理学療法師も一度も患者の体に触れません。 外見をながめただけ。

   養鶏日記No.066 
     http://www.takatama.com/Nikki06.html#066
   の中医学の先生の対応とは、あまりにも違いスギます。

若い医師ほどそのよーな傾向が強いよーです。  もっとも、そーした医学教育しか受けていないのでしょうから、その若い医師を責めることはできませんが・・・。

   最新の(西洋)医学では、こーした中国医学を
   積極的に取り入れるよーになったそーですが・・・

 日本人全員が、、いえいえ少なくとも40歳以上の人全員がこーした中国医学を受ける機会があったなら、、そして“気功”を体験したなら、日本はかなり変わるのでは・・・と、大げさでなく思うのでした。


 このままこの先生をお別れするのがナントモ悔しくて、独自の気功教室立ち上げ準備中・・・なかなか思うよーにいきません。。。…

たかはしたまご養鶏日記 No.067 2003年7月7日


写真:中医学入門のバイブル・・・?
   気功教室の教科書というわけではありません。 
   希望者だけに紹介していただきました。
   超・難しい、ということが判明。
   たかたまのテにおえなさそう‥‥
   でも、本の内容・構成に感動。

  気功 その4

 サイト公開3周年 のご挨拶をそっちのけで気功のハナシ。
気功、そして、その中で話される中医学。 先生の魅力もあって、だんだんと、すればするほど、知ればしるほどハマリそう。 いえ、ハマってしまいました。  今の公式気功教室も残りあと1回。 このまま終わってしまうにはなんとも残念。 というわけでなんとかもっと続けられないかと有志が集まって思案のあげく、先生に相談したところ、場所さえ確保できれば、とゆーことで先生は快く応じていただけました。

 そして、いろいろ知ってくるにつけ、この先生、中医学界で名実ともに、とてつもなく著名な先生であることが判明。  このよーな先生に私どものよーなモンがワガママなお願いをしてもよいものか、と恐れさえ感じるよーになりました。 しかし、そんなことオクビにも出さず、著書に書いてあるよーに、『日本の中医学発展のために来日』というコトバそのままに、本心、中医学を日本に広めるためにどんなことでも(私どものよーなモンでも)力を惜しまない、という先生の姿に、私たち有志は感動。

 気功 その3 の私の腰痛の場合のほかにも、開腹せずに腸癒着解消施術など、聞いただけではマユツバもんとしか思えない事象が現実に起こる、という現実。 これはたまりません。

 とゆーわけで、気功教室の場所探し & 先生への謝礼が出来るだけの人集めに奔走中。。。   

 ……先生は、ボランティアでも、と言ってくださってはおりますが。……


たかはしたまご養鶏日記 No.066 2003年6月20日


写真:ベゴニア・たかたま店舗花壇にて
    6月20日  PM 0:50

  気功 その3

またやってしまいました、腰。
http://www.takatama.com/Nikki05.html#043
ところが今度はスグに治りました。   気功の(先生の)おかげ。

腰を曲げながらヘンな姿勢をしながら、ようやっとのおもいで気功教室に行くと、先生は私の腰痛のツボをグリグリグリ。

    ギャオォ〜〜・・・!!   もーのすごい痛さ。

ところが、しばらくモンでいると次第に痛さが軽くなってきました。
先生の指示で歩いてみると、 ナント ふつーに歩け、走れるよーになりました。  教室の生徒さんたちも、目を開け、口をあけてのオドロキ!!
まぁ、この手のハナシは、話には聞いていましたが、自分で体験するとは。

整形外科に行けば、何日も腰の牽引に通わなければなりませんが、中医学では一瞬のツボの手当で治ってしまう。  このツボに“気”が滞ってしまっていて、この滞った“気”の流れを整えるのだそーな。。。。

摩訶不思議なこの“気”。  この教室に通うよーになってから、私にもこの “気” を少しだけ実感できるよーになりました。  ますます中医学に興味津々。  取りあえず、先生にそのスジの書物を紹介していただきました。
  
  現在、中医学では “気” を物質としてとらえるのが趨勢と
  なっている。  この物質は、世界を構成するもっとも基本的な
  単位であり、宇宙に存在する全てのものごとを自らの運動・変化
  によって創出する基礎的な要素である。 
              『中医学の基礎』より。

このよーな “気” が私の腰椎分離症とどんな関係が?????
数学を駆使して解き明かす、現在の宇宙物理学とは全くちがう手法・思想。 
なんだか、先生の“弟子”になりたくなりました。

  しかしなぁぁ、、先生も私のよーなモンにズイブンな書物を
  紹介してくださったもんで。。。。。 (泣笑)

                          高橋尚之


たかはしたまご養鶏日記 No.065 2003年6月2日


写真:ねぎ坊主 農場近傍にて。
   6月2日 AM5:50

  気功 その2

 気功教室通い始めて3週間。 早くも体に変化が現れました。 ジツはこの1、2年、なぜか?ぜん息気味で悩んでおりました。 そんな中、教室で、先生は私の足:スネの部分を掴まれました。

   ギャオォ〜〜・・・!!   もーのすごい痛さ。 

これは、足の骨膜の異常だそうです。  この部分をしっかりモンで骨膜の異常が治れば:時間がかかるが、ぜん息は治る、、と言われました。  

 いわゆる病院では、ぜん息には咳止め、ステロイド剤の処方、アレルゲンの調査だけ。  足は理学療法で温熱、低周波療法などなど。   
ぜん息:呼吸と足。  全く結びつきません。  ところが、驚くことに、実際に当該部分をモンでいると、即効で呼吸が楽になるのがわかります。 足の痛みはすぐにはとれませんが取りあえず、一時的にせよ、気道が広がる(?)のが実感できます。

 そのほか、気功教室の中で語られる、中国医学のすごさ を実感しました。 この中国医学、数千年の知恵、と思っていたら、それだけではなく、日進月歩で進歩しているそーで、日本で言われている、“東洋医学”は全くの時代遅れだそーです。  先進的中国医学の医師が大挙して日本にくれば、日本の東洋医学関係者の過半は失職するだろう、、とのこと。  この先生の的確な指導、コトバに接していると、納得するほかありません。

 先生は中国の某医学院助教授とか。 略歴からみれば、お歳は40才代後半。 しかしたいへん若く見え、30代としか見えません。 これも中国医学の成果なのでしょうか・・・・。   

 87年、異例の若さで中国最高権威の医学会員に抜擢され、日本の中国医学界の招きで来日中とか。 (著書より)  

       なんだか、スゴイ先生です。
   なんだか、中国医学を勉強したくなりました。
    このような先生との巡り会いに感謝です。


たかはしたまご養鶏日記 No.064 2003年5月17日


写真:雨上がり:雨に映える新緑 
   5月16日 AM10:00 農場の片すみで。

  気功

 《いのち》の礎は《自然》にあり。
しろうと向け気功教室:全10回に通い始めました。  まだ2回。  なにもワカりませんが、
 
  気功とは、・《自然から学ぶ、医学》  
       ・追求しない、無理をしない、が鍛錬の近道

だそうです。   邪気を体外に出し、自律神経のバランス回復、大脳の鎮静効果、心理的解放:リラックス、粗食のススメ、etc etc。   思えば、あるTV健康番組でやっていた 《断食療法》 の趣旨と全く同じであったことに、オドロキでした。  

 ポイントは姿勢、呼吸、意識。
       姿勢は楽に
       呼吸は自然に
       意識は静 → 一念に集中。
そして、“気”は胃にあり。 すなわち、“食=栄養”の大切さを説かれました。  日本人は元来、飢餓に耐える遺伝子をもっている。  それがココ数十年来、遺伝子の変化が追いつかないほどに飽食といわれ、さまざまな健康障害が起こっている。  おいしいモノは毒。 粗食のススメ。・・・これも《断食療法》 の趣旨と全く同じでした。

 そんな中でも、最も基本となるのは呼吸法のように思われました。 気功にはいろいろあり、太極拳もこーした気功鍛錬の一つの方法だそうです。 中国人講師と車座になってお話をしながら内容が進んでいくのですが、そんななか、私の顔をじっと見ながら、体調をピタリといい当てたのには、オドロキでした。  そしてまた、、、 いま恐れられているSARS騒動についても、現代科学:細菌学的知見からではなく、東洋的知見から見て、『アレは起こるべくして起こった、中国人としてはずかしい。』 と語っておられたのが印象的、いや、驚愕ですらありました。

《自然、いのち》 が彼の話の基本。  
なにかホッとする安らぎのひとときでもありました。
 そこで、冒頭の言葉: 《いのち》の礎は《自然》にあり。

 
《いのち》を忘れ、利益追求:詰め込み過ぎ今の養鶏を、
 彼はなんと思うのだろうか。。。。。
そのうち、お話ししてみようと思います。


たかはしたまご養鶏日記 No.063 2003年5月1日


写真:たんぽぽ=自然の恵み たかたま農場近傍にて
   4月29日 PM1:30

  ホンモノ・一流
あらゆるものがホンモノでした。
 ・ラウンジで出されるグラス一杯の水
   決して天然水ではない、上質な浄水器を通して磨き上げられた水。
 ・売店で販売しているパン、菓子
   食パンは絶品。ハンパなジャム、バター等は不要です。
   パンそのものの味に感動でした。
 ・夕食に出された あんかけ焼きそば
   単に‘おいしい’という言葉だけではとても言い尽くせない上質な
   味わい。 パンとともに、厨房でつくられる全ての料理に、上述の
   水が使われているのでしょう。
 ・エレベーター嬢の、指先から全身全ての、立ち振る舞い。
 ・決して案内係ではない、作業中のワーカーさんにものを訪ねたときの
  彼の対応。
 ・昨今、ともすると無人の場合が多い、駐車場ゲート係員の言葉。
 ・etc etc ・・・

 小林一博先生主宰、士(さむらい)セミナー(*)に、士ではない私も先生にムリをお願いして出席させていただきました。  それぞれに現場で活躍されている先生方の、さりげなくも、興味深い言葉、雰囲気一つひとつが勉強になったのは勿論ですが、会場となったホテルが上述のよーな印象で、感動のひとときでした。

 決して、きらびやかな見せかけの豪華さ、おしきせの親切を売るのではなく、(豪華、親切ではあるのだが、)ひと、もの、全て《ホンモノ》をもって、さりげなくお客さまをおもてなしする・・・そんな《こころ》がそこかしこに、ヒシヒシと感じられるのでした。  一流の証。 

 一流とは‥‥ホンモノの集積、その継続。 そして、伝統の重みを感じるひとときでもありました。  ある種非日常的ともいえる、こうした一流ホテルとは比べるべくもないのは当然なのですが、さまざまなまがい物がまかり通る今の食品業界、《健康》が声高に叫ばれている昨今、《ホンモノ》というキーワード、エッセンスをあらためて見つめなおすべきのよーに思います。

 そこは・・・泊まってみたいホテルアンケートNo.1(小林先生談)& 日本ホテル界不動のフラッグシップ、 帝国ホテル。 
   そこの小さなショップに、ユニークなデザインの“安物”の
   腕時計があったのは、微笑ましくも納得の、ご愛敬でした。

   (*)士(さむらい)セミナー:
      弁護士、社労士、税理士、医師だけを対象にしたセミナー

たかはしたまご養鶏日記 No.062 2003年4月20日


写真:菜の花畑 農場近在にて
   4月19日 PM1:30

 鶏は生まれてから130〜140日でたまごを生み始めます。 最初は、ピンポン玉くらいの大きさ(初たまご:SSサイズ)ですが、2〜3ヶ月かかってふつーのサイズになっていきます。  また、この時期は成長過程でたいへん“勢い”があり、中には、ありすぎて“間違えて”一度に二個の黄身を包み込んで一個のたまごとしてしまうこともあります。 これが、一般に二黄卵といわれています。 

 鶏は全てこーした成長過程を経てくるので、SS卵、二黄卵は、こーした時期の鶏がいるときはかなりの量があるのですが、こーした時期の鶏がいない時は、ほとんどありません。   つまり、SS卵、二黄卵の有無は鶏の餌付けの時期に起因し、いわゆる、季節には関係ありません。

 と、ゆーわけで、久方ぶりに、明日若鶏(120日令)が入居してきます。 昨年12月に生まれ(餌付け)、いままで、若鶏専用農場でしっかりとたかたま教育を受けていました。  まもなく、初たまごが生まれてくることでしょう。  たかたま農場ではこれから年の後半に向けて、毎月のよーにこーした若鶏が入居し、初たまごを生み始めますので、年内イッパイはこーした初たまごが潤沢にあるでしょう。

 ところが、なぜか市場ではこーしたものはあまり見かけません。 まぁ、全体からすればわずかな数量で、それでなくとも溢れるほど大量にある通常卵のなか、あえてソンナものを市場に出す必要はない、それより通常卵をサバくことのほーが先、というとこなんでしょうか。。。 
 でも、お客さまにはたいへん人気があるんですがね。

 とゆーわけで、ワガたかたま・初たまごの販売、まもなく始まります。
実際のところは BBS:伝言ひろば にてお知らせいたします。  期待しながらお待ちいただいているお方も大変多いよーですが、もーしばらくおまちくださいませ。


 追伸:花粉症?、風邪?、喘息?・・・複合???
    原因不明の咳で悩まされています。 薬が効きません。 
    近年になく重篤。 

たかはしたまご養鶏日記 No.061 2003年4月4日


写真:パンジー・たかたま直売店店頭にて
   4月3日 PM1:20

  カルフール

 国内の大手スーパー等が、業績不振で統合・合併が続いている中、外資系が日本に上陸しています。  そのうちの一つ、カルフールが当地の近く(狭山市)に出来ました。  日頃お世話になっている経営コンサルタント、小林一博先生にお誘いいただき、見にいってきました。

     http://www.carrefour.co.jp/

 ビルの中には、国内のテナントが多数はいっていて、その中の一角がカルフール直営店となっていました。 国内テナントの部分は、全体を見るとなんとなくまとまりが無く雑然とした雰囲気ですが、各個店でみると、まぁソレナリとゆー感じ。

 しかし、ゲート(?)を入ると雰囲気は一変。 国内テナント群とは一線を画した、すっきりした雰囲気。 通路は広〜く、店員はローラースケートで移動しています。 先生の見立てでは、ケッコウ人が入っているそーですが、店全体が広く、さらには通路も、カートが並んで移動しても、ぶつかることのないほどにたいへん広く、私には、人は“まばら”に感じてしまうほどでした。 品揃えは、高級品というわけではなく、しかし、一般のスーパーにはないものが多く、価格も激安!?

 日本国内のカルフールでは、この狭山店が一番の売上高とか。 国内のスーパーが不振を極めている中、外資が自信をもって乗り込んでくるワケの一端をかいま見たよーな思いでした。 

 ・この近くのある小さな個人スーパーの客数が激減し、瀕死の経営難
  だとか・・・。 それはそーでしょう、これはではカナイません。
 ・また、別の地元ローカルスーパーでは、このカルフールを意識し、
  店内を大幅にリニューアルし、工夫を凝らした日本的販売法で全力
  投球、善戦しているとか。

 どんな業種でも、不況といわれてる中、元気な会社が必ずあるもの、そしてそれらは、必ず他とは違ったコトをやっているもの(小林一博先生談)とか。 そのいい例を見たよーな思いです。 店内を先生と廻っていると、先生は時々、“いやぁ、勉強になるなぁ”と、独り言のよーに言われます。 私一人だと、何気なく見過ごしてしまうトコロを先生は見逃さず、“オマエ、ここを学び取れ”と言外に言っておられるのだと思いました。 ハッとしてワレにかえって懸命に感性のアンテナ感度をMaxに切り替えるのでした。

 そんなふーで、わずかな時間でしたが“みのり”の多いひとときでした。 小林先生、ありがとうございました。

  たかたまビンボー脱出(*)のヒント、ここにあり ??!!

               高橋尚之

                (*)伝言ひろば参照


たかはしたまご養鶏日記 No.060 2003年3月17日


写真:小さな春
     3月16日 PM1:00 農場内で。

 モノを見る目・業者を選ぶ目

 生協があいまい表示追放に乗り出すのだとか・・・。  
「朝取り」「朝堀り」をやめて、「朝9時までに収穫した」にするのだとか…。
「安心・安全」を売り物にしていた生協で偽装表示が相次いだため、信頼を取り戻すため、なのだとか・・・。   (日経新聞2/11夕刊)

 まぁ、マチガイではないのでしょう。。。
、、が、なんだか虚しい想いです。 こんなことまでしなければならなくなった現状。

 こうした偽装、人口が都市部に過度に集中し、あらゆるモノに、安価大量生産が要求され、また、あらゆる企業;生協までもが、ものを《作るコト》よりも、「売れる・売ること」を重視、注力した結果なのでしょう。

 ちゃんとしたモノを作り、それをタダシイ姿でお客さままでお届けする、そんな、当たり前のことが、生協ですら困難になって来ている昨今。

 消費者はナニを頼ったらいいのでしょうか・・・?  
そう、自分自身を頼るしかありません。 賞味期限、産地表示etc etc 、さまざまな表示があればあるほど、そーした表示に頼り切りになるのではなく、

    自らの《モノを見る目・業者を選ぶ目》

を確かなものにしておく必要がありましょう。 そうすれば、こちらのBBS=《わいわいたかたま伝言ひろば》 にご参加のみなさまのように、     

 『たまごは新しければ新しいほどオイシイ』ということはマチガイ(*)

であることに気が付いていただけることでしょう。  しかしながら、これも大量生産・大量販売の現在の市場システムの中では大変むずかしいこととなってしまいました。  なぜなら、現在の市場のたまごのほとんどは洗浄してあるため日もちがわるく(**)、そのために、自然の摂理に背き、
            
  たまごは
  なるべく新しいうちに食べた方がよい、
  新しければ新しいほどイイたまご、、、
    たまごは鮮度がいのち!??

ということにしなければならない!! からです。

 巷のハナシによると、厚生労働省が先頭になって、
大手養鶏場にアノ(☆)HACCP導入を指導しているのだとか‥‥、
その結果、中小養鶏業者が、合併・吸収か、廃業の方向にあるのだとか‥‥。

まぁ、何かに付けお金だけで評価しようとする当世、仕方ない面もありましょうが、、ドコカが狂っている、と思う 《たまご職人:たかたま》 でした。

     (☆)→便-No.010(2001年4月1日号)

      ★★たかはしたまごは洗浄してありません。★★

   
      (*)もともとおいしさの無いたまごについては
         せめて鮮度くらいはなければ困るンでしょうが。。。
     (**)“たかはしたまご便り(次ページ)”本号・次号参照


たかはしたまご養鶏日記 No.059 2003年3月3日


写真:春はそこまで・・・            
   3月3日 AM6:50 我が家の庭にて。

 回復モード 

 よーやく回復モード。
お客さまに多大のご迷惑をおかけいたしました。
こーして、ご迷惑をおかけしてる間にも、お客さまからは、励ましのお言葉をいただきました。
本来ならば、数度来ていただいてたまごが無ければ、もう来てくださらないのがフツーなのでしょうが、たかたまのお客様は、
  まだ、お休みモードかい??
  早く生むよーに鶏さんに言ってくれよ。
  他のを買ったけど、やはりたかたまじゃなきゃダメだよ・・・
  もー、他のは食えなくなってしもーた。。。
等々、たかたま鶏の回復を待っていただいている方がほとんどでした。
感謝、感謝・・・・・・感謝です。


 鶏の産卵は日照時間の変化率に正相関します。 (日照時間ではない)
つまり、日が長くなりつつある時:春にたくさん生み
    日が短くなりつつある時:秋に減少傾向となります。(*)
今回の私の失敗(強制お休みモード)は、“日が長くなりつつある時”ではありましたが、やはりあまりに日が短く、寒かったため私の予想より3倍ほど長くお休みをしてしまったよーです。 でもその分、これからたくさん生んでくれることでしょう。    
  (4月頃の強制お休みモードは成功しているのですが。)
でも、販売量以上にたまごが生まれると、これまた、困ったコト。

 こーして、生産量と販売(需要)量のギャップに、常に、身の細る想いのたかたまでした。

  (*)職業としての養鶏では、
     “点灯”で日照時間不足を補います。
     ヤリすぎると、鶏が疲れてしまします。
     鶏を疲れさせないようにするのがポイント。

たかはしたまご養鶏日記 No.058 2003年2月20日


写真:ただいま研修中。
   左から         
      相馬恵君、輪湖祐一君、村上俊君
よくやった。   
      この経験をふまえ、これからも、
 ガ・ン・バ・レ。。。
           2月20日 PM 1:00

   体験学習

 今、職場体験ということで、中学生が実習に来ています。
IT、サービス産業全盛で、ともすると農業が軽視されがちですが、聞けば、彼ら家は農家ではないが、農業を体験したくて、自ら養鶏場を志願し、自ら体験場所を探したとのこと。   なんだかウレシイお話です。


 昨今、自由とか、ゆとりとか‥‥学校週休2日制とか、、、言われていますが、こーした、世間の流れに左右されることなく、

   この年齢のときにしか出来ないコトをしっかりやり、
   鍛えるべきことを、しっかりと鍛え、そして、こーした
   子供たちの想いを育むよーな施策を、国は実施していた
   だきたいものです。

また、なんでもお金で解決するよーな考えではなく、
   あらゆることに誠心誠意全力でコトにあたることの大切さ、
   人だけでなく、あらゆるものへの心遣い、思いやり、
などを身につけさせる、一番の年頃でもありましょう。  

 こーした視点で彼らの作業ぶりを見ていると、現実のものではない、画面の中だけの世界であるテレビゲーム等が、こーしたことに、大きな負の影響を及ぼしているよーに思えてなりません。 といって今の子供たちからテレビゲームを取り上げることなど出来ないでしょう。  その分、家庭の躾、教育現場の役割、負担が大きくなっているのではないのでしょうか。。

 IT 産物のたまものともいえる、このテレビゲームすらが、こーして、子供たちの成長に負の影響を与えているよーに、IT の進歩がもたらす結果は、特に子供の成長に、必ずしもプラス面だけではないことに、もっとこころを配るべきではないでのでしょうか???


 まッ、ともあれ、彼らはおそらく学校では見られないだろうと思われる位、のびのびと、楽しんでいるようでした。   こーしたこと、また、失敗も含めて、彼らの今後の一ページになっていただければと思います。

 いえ、私の体験からすれば、失敗こそが、成長の糧といえるのですが。


たかはしたまご養鶏日記 No.057 2003年2月1日


写真:お休みモード?? 
   クチバシの元が黄色くなっています。お休みモードのシルシ。
   でも、明るくさわやかな室内で、元気いっぱい!!
   31日PM 2:00 たかたま鶏舎にて。


重度おやすみモード

 いやいや、ヨワりました。 予想以上の寒さのためか、鶏さんが“重度おやすみモード”になりそう。。。 アセっています。  予定ではそろそろ回復モードに変化するハズですが、いまだにそーした気配がありません。  直売所のお客さまの他、業者さまにもご迷惑をおかけしてしまうありさま。

 かといって、他から調達することが出来ないのが、たかはしたまご。 前号でも述べましたが、こーした心配がないのがいつも温暖なウィンドレス鶏舎。  “うらやましい〜〜”気分がココロの奥底にチョッピリ去来。。。  しかし、アノ、密閉された薄暗いウィンドレス鶏舎の中の、かわいそうな鶏の様子を思い浮かべると、やはりどうしても賛同はできません。

 いまはじっと、ヤセ我慢。 まぁ、“お眠りモード”にはなっていないので大丈夫だと思います。  回復のアカツキにはいままでのヘコミを挽回することでしょう。  しかぁ〜し、、そのときに販売しきれないと、こんどはたまご余剰で苦しむことに。  いずれにしても、今年はあまりさい先がよくないよーで・・・。

 ・・・と、失敗談まで公表してしまうのは、ワガたかたまサイトぐらいでしょうか。 ほとんどの養鶏場さま(サイトに限らず)では、自らの失敗は決して公表しないよーです。  さまざまな様子、情報からナニかあったのは確実と思われても、本人に聞くと、キッパリと否定する、、とゆーのがこの業界の風潮のよーで。

 マッ、よそのことはどーでもイイんですけどねッ。。。

たかはしたまご養鶏日記 No.056 2003年1月17日


写真:水がでないよ〜〜ッ。
   朝、水が凍ってしまいなかなか水が飲めません。
   1月17日 AM9:30  日射しのある明るいたかたま鶏舎にて。


  お休みモード

 暮れからお正月にかけて、全力疾走モードで働いていただいた、鶏さん、このまま全力モードを続けると、疲れ切ってしまいますので、今は全群で、強制“軽度おやすみモード”。 こーすることで、鶏の疲れがとれ、ふたたび元気を回復します。

 しかし、このところの急な寒波。 十分気を付けないと、本当の“お眠りモード”になってしまします。   、、というわけで神経ピリピリ・・・  していたハズなんですが、どーも“重度おやすみモード”になってしまいそう。 チョット焦っています。  
   もっとも、こんなことヤッている鶏やさんは、
   ほどんどいないんでしょうがね・・・・・・。


 ウィンドレス鶏舎(サイト内参照)の鶏は、こーした寒波もモノともせず、たくさんのたまごをどんどん生んでくれて、経済効率とゆー面では、私どもとは比べモノにならないほど好成績をあげておられることでしょう。

 しかし、いろいろな卵問屋さんのハナシをお聞きすると、どーもモンダイがあるようです。  密閉(最低限の換気はされているが。)されたウィンドレス鶏舎で、年間、温度変化が少なく、常にたくさんのたまごを生むよーな環境のたまごは、どーしても卵質、特に卵殻質が悪く(カラが薄くなる。)なりやすいそーです。

 いままでは、卵は重量でのみ取引され、卵質・卵殻質(カラ)はともかく、とにかくたくさん生ませた経営が、たくさんの利益を得られるような仕組みでしたが、昨年後半ごろから、こーしたモンダイが是正されるよーに、特に、流通業界が動いているよーです。 

 多量に市場に出回るたまごにの品質(見かけの?)に対し、キビシイ評価がなされるよーになってきました。 最近では、大手一流??スーパー等では、たまご一個々々を、小さなハンマーで微細な一定のチカラで叩いてヒビが入るかどーかを検査している、、というところもあるそーです。 

 低品質、“カラの薄いたまご”はそれなりの低価格になる:養鶏場にとってはキビシイ条件といえますが、、、いってみれば、一般では当たり前のこと、けれども、いままでこの業界では、当たり前ではなかったよーです。  だから、パックからたまごを取り出そーとしただけで、割れてしまうよーなたまごまでもが、店頭に並んでしまうのでしょう。

小林一博先生のお言葉:
   《業界の常識は一般の非常識》
が次第に露呈してきているのでしょうか。。。

  鶏の健康、たまごの健康より、経済効率最優先、
    『とにかくたくさん生ませる経営:ウィンドレス鶏舎』
  の利便性への反省となるのでしょうか。。。

 
     まだまだ、《おいしさ》への評価は低いよーです。


 カラのモンダイはたまごの生みすぎ以外にも、鶏の日齢にも
 影響します。  カラは、鶏が若いときは厚く、次第に薄く
 なっていきます。ですから、カラが薄いから、即、生みすぎ、
 鶏がつかれていて健康でない‥‥とゆーモノでもありません。
 見た目だけではわかりません。 
 食べてみて初めて判る、、のがたまごの品質、デス。

たかはしたまご養鶏日記 No.055 2003年1月1日


写真:さち:お正月だぁ、、あ〜、食った、食った。
         あッ、、ダイエットは明日から・・・・
      1月1日 PM2:00  直売店舗わきで。

たまご職人宣言

昨年中はいろいろなメッセージをいただきありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。

中でも、“職人”という言葉が印象的でした。 曰く、
    職人魂を感じる。
    たまご職人みたい。
    がんこ職人でいてください。
等々、いずれも、たいへん好意的に受け止めていただき、私自身、心地よくもあり、うれしく思います。

一般的によくあるよーな、売るためのホームページ:
     ・お客さまの目を引くよーなレイアウト
     ・気を引くよーなコンテンツ
     ・楽しませるよーな色使い
     ・そして、くどいまでの、後のフォロー
こーしたことは、販売実績を上げるための定石でありましょう。

しかし、当サイトでは、こーしたことは行うつもりはありません。
当サイト開設当初からの目的である“ホンモノのおいしいたまご”をお求めの方へのメッセージとして、

     ・安心、安全は当然のこととして、
      “ほんもの食品”としてのたまごのあり方。
     ・“たかはしたまご”の普段の姿。
     ・その他、たまごのトピックス。

等をお伝えしてゆきたいと考えています。
                               
  更に、あえていうならば、                   
  《たかはしたまごをご理解いただけるお客さまを大切にしたい》、
  そんな思いから、ある種、お客さまの選別(#)も行っています。
  一般論としては、売上げを伸ばすためだけならば、少しでも多くの
  お客さまにご利用いただくのが本筋であり、こーしたこと、ジツに
  不遜なことであり、タブーでもありましょう。   
  しかし、無理して(?)売上げを増やそーとすればするほど、私が
  目的とする以外のお客さまが増えてしまうことも現実です。   
  このことの是非は、経営上のモンダイ【利益をあげればよい】とゆー
  視点からすれば、いろいろあろうかとは、思いますが。

  (#)お客様はお客様の立場でお店をお選びになります。
     全く同様の理由で、お店の方でもお客さまを選びます。
          (たかはしたまご便りNo.023より)

こーした、私どもの想いをご理解いただけるお客さまが、一人でも多くなっていただければ、、、と願っています。

とゆーわけで、冒頭の、みなさまのお声にお応えすべく、
        

        ★★たまご職人宣言★★

   見せかけや言葉だけではない、本物のおいしさを、

   ただ売るためだけではない、本物のメッセージを、

    お伝えしたくて、こころがけて、一生懸命。

           m(..)m