たかはしたまご養鶏日記
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No.1〜No.10 2000年10月〜2001年2月

  たかはしたまご養鶏日記 No.010 2001年2月13日
  
  
写真;2月12日AM: 11:00 撮影 黒岩農園 畑作業所にて
 

 “自然の恵み 仲間”、 黒岩さんを紹介します。
宮崎県で苦労しながら、20年間農業修行して昨年当地へご帰還。
“いまどき、ハンパな百姓じゃ食えない”などとよく聴かれる言葉ですが、
彼は、専業、農地5反歩(約5000平米)で、十分生活をして、
  “イヤァー、農業は楽しい!!  これからは農業の時代!!!
   農業県宮崎よりマーケットの大きい当地のほうがはるかに仕事が楽。”
といいながら行政の補助などを受けずに、ビニールハウス等の大型投資をせず、
“旬の野菜”路地栽培にこだわりながら、見せかけではない、大地に根付いた、
ほんものの有機農業に取り組んでんでおられます。
  
同じ野菜でも、季節はずれのハウス栽培ものよりも、本来の旬のもの
  のほうがはるかに栄養価が高いそうです。(あるTV 番組より)

そして、彼の作品は、ワガたかはしたまご直売処でも、お客様に絶大な評価を
うけています。

 しかし、さまざまな‘有機野菜’が存在する中、彼の農業法も、(ワガたか
はしたまごも、)決してメジャーではありません。 が、、、彼がメジャーで
はない現実が、どこかゆがんでいるような気がしてならないのですが。
 今後、彼の、大地に根付いた、“自然の恵み”を最大限に利用した手作り農業
も順次ご紹介したいと思います。   

  “自然の恵み”それは、ワガ“たかはしたまご”とも共通の理念。
            応援します、黒岩農園!!

 たかはしたまご養鶏日記 No.009 2001年2月1日

撮影:1月31日 AM8:40
  ただいま、お食事中!!   

どうです??  いい“顔いろ”しているでしょう。
さんさんと日光のふりそそぐ、ゆったりとした1段飼いの、たかはしたまごならでは
と思うのですが。  以前に見学させていただいた、経済効率最優先の、コンピュー
ター制御ウィンドウレス(無窓)で、全く太陽光の当たらない鶏舎の鶏は、こういう
“顔いろ”はしておりませんでした。
  《鶏冠(とさか)など顔いろが全体に青白く、覇気がありませんでした。
   それでもたまごは たかはしたまご よりたくさん産むそうです。》
 
やはり、陽光を浴び、“自然の恵み十分”の食事を摂ることが、いき物の、健康の、
そして、おいしいたまごの原点と考えます。 
         《 詳しくは、当サイト内をご覧ください。》

たかはしたまご養鶏日記 No.008 2001年1月16日

このところ、毎年毎年、夏がより暑く、冬がだんだん暖かくなっているようです。
15年前には、前日取り残したたまごは、朝、凍って、割れてしまい、また、水道
配管はパンクしてしまったものですが、最近はそうしたことがほとんどなくなって
しまいました。 
 ところが、昨日寒波到来。 たぶん、明日には産卵は減ることでしょう。 でも、
こんな時、効率最優先の近代的大型ウィンドウレス鶏舎ではさほどの影響もなく産
み続けていることと思います。 経済効率という視点では実に正解なのですが、鶏
の健康、たまごの品質という点ではいかがなものでしょうか?
 効率優先の、ウィンドウレスの経営者様には、なかなかご理解いただけないとこ
ろでしょうか。 なんだか、すこしホッとしています。

      
↓写真は、ワガとり小屋の水飲みパイプの継ぎ目が
       凍ってはずれてしまったところデス。
       寒い中、鶏は朝日が当たって、きわめて健康的!!
       ー7℃  メンテナンスでおおいそがしデシタ。
       
撮影日時 1月15日 AM 8:50

たかはしたまご養鶏日記 No.007 2001年 1月 1日

サイト公開後半年。 カウント数1000と多くはありませんが、幾多の、
はげまし、お叱りのメールを頂きました。 ありがとうございました。  
 これらのお便りをこころの糧に、今年は更なる飛躍をめざし、よくあ
りがちな、単なる“たまご販売のためのホームページ”ではなく、時々
は写真などを入れながら、たかはしたまごの紹介かたがた、おいしいた
まごを求めるお客様のための、情報発信のH.P に出来ればと、こころ新
たに、イキごんでいるところでございます。
 ご期待ください。 多くの皆様のご来訪をお待ちいたしております。
 
 とはいうものの、全く自信のない、あるじ ‥‥高橋尚之、デシタ。

たかはしたまご養鶏日記 No.006    12月11日
 昨日、埼玉県農業直売マップ が届きました。県内10の養鶏場が載って
いました。 ナント、ワガたかはしたまごが最も高価格ではありませんか。
 ‥‥‥‥‥‥一瞬絶句‥‥‥‥‥‥‥
 でも、私は、そんなにボウリを貪っているわけではございません。
10年の開発期間、徹底的にこだわった食材の品質と種類、十分な自然の恵
み等のコストを考えたとき、どうしてもこの価格でないとやってゆけないの
です。
 このこと、ご利用頂いているお客様にはご理解頂いているものと信じてお
ります。 私が言うとウソに聞こえてしまうのですが、お客様の声として、
“もう他のたまごは食べられなくなってしまった。”というお言葉を毎日の
ようにいただいております。  

 今日もまた、そうした、新しいお客様が一人増えました。 
         感謝、感謝、、、、、            

たかはしたまご養鶏日記  No.005   12月1日号
 我が家の鶏もいよいよ全開。  恐怖の師走。
今年こそは、お客様と喧嘩をしないように、とこころに誓います。
毎年この時期は、通常期の十数倍のお客様が来られます。 でも、
たかはしたまご は ”自然の恵み”。 急に増産することは出来ません。
私が残業してなんとかなるものならいくらでも残業するのですが, , , 。
 、、、そんな中で、イケナイと思いつつもついつい、イライラして、
言葉を荒げてしまい、ときには喧嘩も。 

お客様!! もし私が無礼な態度でしたら、きつくご叱責くださいませ。

たかはしたまご養鶏日記 No.004   11月20日号

 きのう、昨今はやりの、日帰り温泉の先駆け、という処に行って来ました。
一見、何げないたたずまいの中の随所に、社長の、”日帰り”ということに特化
した戦略、競合他社に対してのゆるぎない自信の神髄を見ることが出来ました。 
それは、一般旅館で”不況で苦しいから、温泉だけの客も取り込む”という発想
では、決して真似の出来ない、本物のホスピタリティを感じる、たまご屋さんに
もこころ打たれる、感動モノでした。
 
      一見の価値あり。!!   箱根湯本、『天山』
 
決して天山のマワシモノではございませぬ。 心底、感動したのでありました。

たかはしたまご養鶏日記 No.003   11月1日号

 郷(さと)の緑もすっかり秋色、11月。
きのう、こんなお言葉をいただきました。
  “このたまご、目玉焼きはなかなか火が通らず、
   茶碗蒸しも時間がかかり、まったく手間がかかる。
   だけど、イャ、だから、たまごはやっぱり たかはしたまご。”
   ‥‥‥ ある著名料理人より ‥‥‥              
大量生産システムに背をむけた、私のトライアルをご理解いただけたことに感動、
そしてただ、ただ、感謝、感謝!!!

たかはしたまご養鶏日記 No.002  10月20日
 紅葉前線南下中!!
我が家の鶏も、エサ、イエイエお食事を初冬用に切り替えました。
今年は、この時期、例年より暖かく、切り替え時期が難しい。
思いあって、通常の初冬用に少々設計変更をして、いつもより
少々早めに。  この判断、凶 or 吉??
      …… なにしろ全群が試験区!………

たかはしたまご養鶏日記 No.001 10月11日
 
老鶏(といっても生後1年半ですが)が、先月第二の人生、イエイエ鶏生の
ご奉公に旅たった後に、今日、若鶏(生後四ヶ月)2000羽が入りました。
生後今日まで、専用農場で愛情いっぱいに育てました。まだ玉子は生みませ
ん。 あと二ヶ月間、じっくり育ててから、みなさまにお目見えします。
こうしたロットがたかはしたまご農場には6ロット。合計12000羽。
、、というと一般のひとは、「ウワァーすごい数!!」と驚かれる方が多い
のですが、実は、専業としての養鶏業としては最も小さい部類になるのです。
大量生産、大量消費型のメソッドはそのスジにお任せするとして、まごころ
を込めて、”自然の恵み”をふんだんにとりいれた ”たかはしたまご”
メソッドを当サイトにてじっくりとご覧下さいませ。